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NOTHING Ear (a) レビュー。AirPods Proとの比較

NOTHING Ear (a)を購入し、実際に使ってみた感想をレビューとして公開します。主にこれまで使っていたAirPods Proとの性能について比較していきたいと思います。

NOTHING Ear (a)とは

NOTHINGというスマホなどを販売しているブランドから2024年4月に発売されたカナル型のワイヤレスイヤホン。価格はAmazonセール時で11,840円でした。見た目はスケルトンのデザインが特徴的です。

NOTHING Ear (a)

元々NOTHINGは2020年に設立されたイギリスの会社で、NOTHING Phoneというスマホで有名になりました。特徴的なデザインや性能で話題を集め、今ではAndroidのスマホの有力なブランドの1つとなっています。

NOTHING Ear (a) レビュー(主にAirPods Pro第一世代との比較)

自分はこれまでAirPods Proの第一世代を愛用していたので、基本的にはそれとの比較という形でNOTHING Ear (a)をレビューしていきたいと思います。

また、自分はイヤホンやオーディオにそこまでお金をかけるタイプではなく、どちらかというと素人寄りなのであくまで個人的感想となるのでご了承ください。

音質

音質については、AirPods Pro第一世代と遜色ない音質だと思います。Web上での評判にも多く書かれていますが、パワフルな低音が特徴で、迫力のある音質が気に入りました。

イヤホンに詳しい方が聴き比べると差が分かるのかもしれませんが、自分の耳ではそこまで差があるように感じませんでした。

装着感

装着感は、AirPods Proの方が自分の耳には安定して使うことができると感じました。ただし、付属品のイヤーピースとの相性もあるかもしれません。

他社メーカーのイヤーピースでもNOTHING Ear (a)に適合するものもあるようなので、そちらも試してみようかと思います。

操作性

操作性はどちらもほとんど変わりません。強いて言えばAirPods Proの方がボタンを押しやすいような気がしましたが、これについては購入後間もないため慣れていないことが理由だと思います。

ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリングについては、AirPods Proの方が上だと思いますが、そこまで大きな差は無いように感じました。

特に高音についてはAirPods Proがしっかり消してくれるのに対して、NOTHING Ear (a)では音が入ってしまいやすいように感じます。

外音取り込み

外音取り込みについては、もうAirPods Proの圧勝です。AirPods Proは外音取り込みモードにすればイヤホンを付けていても普段と同じくらい周囲の声が聞こえ、自分の声も自然な形で耳から聞こえてきます。

一方NOTHING Ear (a)は、AirPods Proに慣れてしまった自分からすると、「本当に外音取り込みモード?」と感じてしまうくらいAirPods Proから比べると劣っていました。

特にWeb会議など、話しながらイヤホンを付けるシーンではAirPods Proの外音取り込みモードを使用することで違和感なく打ち合わせが行えていたのですが、NOTHING Ear (a)の外音取り込みモードだと自分の声がこもってしまう感覚があり、ここは個人的に残念なポイントでした。

例えばコンビニで買物をする際も、AirPods Proであれば外音取り込みモードで困ることはほとんどありませんでしたが、NOTHING Ear (a)の外音取り込みモードではコミュニケーションが取れるか少し不安が残るような形でした。

まとめ:NOTHING Ear (a)は価格相応のイヤホン

AirPods ProとNOTHING Ear (a)の性能面だけで比べると、やはりAirPods Proの方が圧倒的に高いと思いました。YouTubeやWebのレビューを調べてから購入しましたが、この辺りの情報を正しく見つけることは難しいなと感じました。

ただし、価格面で比べるとAirPods Proが3万円を超えるのに対して、NOTHING Ear (a)は1万2,000円程度で購入できることを考えると、コスパとしてはかなり高いと思います。

どちらを購入するか悩んだら、下記のように比較するといいと思います。

  • AirPods Pro → イヤホン選びで絶対に後悔したくない人向け
  • NOTHING Ear (a) → 1万円程度でコスパが高いイヤホンを購入したい人向け

イヤホンの購入を検討する際に、他にもAnkerやJBLなど、1万円台で購入できる人気のワイヤレスイヤホンを調べてみた結果をまとめているので、イヤホン選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。