Obsidianを使いこなす上ではプラグインの活用が必須ということで、人気のプラグインを一通り使ってみました。便利なものから期待外れなものまで、率直な感想をまとめているのでプラグイン選びの参考にしてみてください。
Obsidianのプラグインの追加方法
Obsidianでプラグインを利用するためには、設定画面から「コミュニティプラグイン(Community Plugins)」を開きます。
そうするとプラグインが一覧で表示されます。デフォルトで人気順に表示されているので、これからObsidianを使う方がプラグインを探したい場合は上位のものから見ていくといいでしょう。
追加したいプラグインを見つけたら、インストールと有効化を実行すれば使えるようになります。
プラグイン一覧
Dataview
Markdown中心のObsidianの中でNotionのデータベースのような機能が利用できる様になるプラグイン。SQLのような構文で記述することで様々な条件でノートをデータベースのように検索、フィルタ、ソートすることができます。ノートの数が増えてきたら結構役立ちそう。
Omnisearch
PDFや画像も含めて検索できるようになるプラグイン。検索結果も関連性が高い順に表示してくれます。OCR処理してくれるので、画像やPDFをガンガンObisidanで管理したい人には良さそうです。
Recent Files
最近開いたファイルを順番に表示できる様になるプラグイン。機能自体はシンプルですが割と便利。
Excalidraw
Obsidianの中で図や表を作成できるプラグイン。手描きスタイルの図がちょっとおしゃれ。あまり使う機会は無いかも。
Copilot
Obsidianの中でGPTやClaudeなどのLLMが使えるようになるプラグイン。利用するにはAPIキーが必要。GPT-4o-miniを使えばかなり費用は抑えられそう。
ChatGPTのようにブラウザ経由でアクセスする場合は都度内容をコピペする必要がありますが、Copilotを利用すればノートの内容をそのまま渡すことができるのでObsidianと生成AIを組み合わせて使う場合は必須プラグインと言えそうです。
Templater
新規ノート作成時にテンプレートを適用できるようになるプラグイン。デイリーでノートを作成したりタスク管理のフォーマットを作成する際などに便利。
Smart Connections
開いているノートのテキストを元に、Vault内のノートの中から関連するテキストを見つけて、該当する箇所と関連度を合わせて表示してくれるプラグイン。
ノート単位で関連するものを表示してくれると便利な気がしますが、現在はおそらく文章単位で関連する箇所を見つけることしかできないようで、個人的にはあまり使う機会が無さそうでした。
Tasks
Obsidianで頑張ってタスク管理を行いたい人向けのプラグイン。個人的にはNotionでのタスク管理が圧倒的に便利なのでタスク管理はNotionにまかせます。
Automatic Table Of Contents
ノートの見出し情報から目次を表示してくれるプラグイン。Templaterで設定しておけば作成時に自動で目次が表示されるようになるので便利。
まとめ
Obsidianのプラグインを色々と調べてみましたが、Obsidianで行うのが向いてないことを無理してやろうとしているものも多く、プラグインを追加したからと言ってObsidianが万能ツールになるわけでは無さそうでした。
下記のページでもNotionとの比較を行っていますが、現時点ではObsidianはマニア向けのツールで、情報管理やタスク管理を行いたい人にはNotionの方がおすすめできそうです。
下記のように外部サービスと連携させてObsidian色々と便利に使いたかったのですが、しばらくはNotionを使うことになりそうです。